スレッドリフト（糸リフト） とは？

スレッドリフト（糸リフト）とは特殊な糸を皮膚の下に通して、リフトアップさせるたるみ治療です。
大掛かりな手術をする必要がなく、目元・口元・鼻など部分的に施術することが可能な治療法です。
当院では、最新の知識はもちろんのこと、解剖学や皮膚の内科的、外科的治療の両方に精通している形成外科医が施術を行い、効果と安全性を両立させた「切らないたるみ治療」を実現しています。

SSCビューティークリニックのスレッドリフト（糸リフト）

SSCビューティークリニックでは、TESSLIFT（テスリフト）という時間が経つと体内に吸収される特殊な糸を採用して、たるみ治療を行っています。
TESSLIFTは、3Dメッシュとバーブと呼ばれるトゲが一体化した最新の技術により開発された特殊な糸を用いています。
TESSLIFTは、直後のリフトアップ効果はもちろんですが、施術後２週間ほどでメッシュ部分に自分の組織が入り込むことにより、安定した状態で長期持続することができるのが特徴です。医療用の溶けるPDO（ポリジオキサノン）糸を使用しているため、体内に異物が残ることもありません。
糸を途中で切らずに全て挿入して２糸を余すことなく活かすジグザグテクニックという手術となり、コラーゲンの生成も強力に促進され肌のハリ感・弾力もアップ、肌質改善や美肌効果も期待できます。

TESSLIFT（テスリフト）について

TESSLIFT（テスリフト）は、「第３世代のスレッド」として注目されている新しい溶けるタイプのスレッドになります。
従来の糸はバーブ（トゲ）のみのため組織の引っかかりがバーブ部分に集中することでリフトアップ効果が持続しにくかったり、第2世代のスレッドはコーンによるや痛みが強いものでした。
最新のテスリフトは360度方向にバーブのついた糸の周りを、8本の細い糸でできたらせん状の3Dメッシュで覆われた特徴的な形状となっています。それによりバーブ（トゲ）が皮下組織をしっかり掴み、バーブにかかる圧力はメッシュに分散されるので糸が安定しリフトアップした状態を長期間キープすることができます。それにより、痛みもなく効果的にリフトアップが可能となっています。

TESSLIFT（テスリフト）はKFDA（韓国）の認可を得ている他、CEマーク（EU）を取得しています。
TESSLIFT（テスリフト）は、比較的浅いSMAS層(筋膜)の上の皮下組織に挿入します。挿入後、数時間以内に組織の反応が始まり周辺の軟組織がメッシュ内に入り込んでいきます。挿入したTESSLIFTは２週間後には3Dメッシュが周りの組織と一体化します。皮下組織に入ったメッシュ糸により、周囲にある線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンの生成されるため、お肌が引き締まり、キメやハリが整うだけではなく、タイトニングやリフトアップの効果も期待できます。接触する組織だけでなくメッシュの中にもコラーゲンが生成されます。

従来のPDO糸（ポリジオキサノン糸）は比較的早く溶けてしまい持ちが悪いのがデメリットでしたが、最新のテスリフトは18ゲージとなっていて、溶けるまで１～１年半ほどかかる特徴があります。立体構築されたリフトアップ効果は糸が溶けた後も２年ほど継続します。
そして、TESSLIFT（テスリフト）の糸周辺についているスキャフォールドと呼ばれる3Dメッシュは、リフトの持続期間を長くするだけではありません。
メッシュ状のため、糸を挿入した周辺の広範囲の組織と広範囲に接することができるため、より多くの周辺組織において、先にも述べましたがコラーゲン・エラスチン産生を促進する作用が期待できます。そのため、スレッドを挿入することによるリフトアップ・引き締め効果とあわせて、ご自身の肌再生力による肌のハリ・ツヤ感アップ効果も得ることが出来ます。
また、PDO糸には脂肪を萎縮させる効果があると⾔われており、周囲の脂肪を引き締めることでさらに⼩顔効果も期待できます。テスリフトは挿入直後はもちろん、約３ヶ月後のコラーゲン増成と脂肪委縮作用による効果が期待できます。
長さ16.5cmテスリフトをこめかみ付近の目立ちにくい部分から挿入しますが、ジグザグテクニック（ジグザグ術）という方法を用いて、長くできている糸をを切らずに折り返して挿入します。ジグザグ術は固定強度を向上しツッパリ感などの違和感を軽減します。全て挿入することで、バーブ（トゲ）のないメッシュ部分も入り込むことでコラーゲン増成する効果があります。当院のテスリフトは結果的に面積を大きく無駄なく挿入することで糸の効果が作用させることが可能です。